【特集コラム】ガン大国・日本!

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いま、2人に1人がガンになっている!

現代人の私たちがもっとも恐る病気といえば「ガン」ではないでしょうか。著名人がガンで亡くなったり、ガン闘病の物語が映画化されたりと、話題になることも多い病気です。

左の図は平成27年に厚生労働省が発表した死因別死亡数です。その割合をみると、27.8%もガンが占めています。つまり日本人の死因の1/3がガンなのです。日本人のガン罹患率が上昇していることもわかっており、実に2人に1人がガンになるといわれています。

ガン大国ともいえる日本の状況をまとめます。

取り残される日本

実は、日本以外の先進国では、1990年代ごろからガンの死亡率は減少に向かっています。アメリカを例にあげると、1991年から2015年までの24年間で26%もガンの死亡率が減少しているのです。そして罹患率も、年間約2%ずつ減ってきています。海外では減少しつつあるガンの罹患率と死亡率ですが、なぜ日本が取り残されてしまっているのでしょうか。

日本だけにガン患者が増えている理由は明確ではありませんが、その要因の1つとされているのが「食事」です。日本では肉や小麦などの消費が増える一方で、野菜の摂取量が減り続けています。そしていまや、アメリカの1人あたりの野菜消費量を下回ってしまっているのです。

病気と食事には関係がある!

WHO(世界保健機関)では、病気の増加を抑制する取り組みとして、野菜と果物の摂取を促進させる世界的キャンペーンをうちだしました。しかし、その効果は疫学的研究で裏付けられていたものの、科学的な説明には至っていなかったのです。

サルベストロールの発見は、その現状を打破するものとして注目されています。世界で初めて、野菜や果物と病気(ガン)の関係を分子レベルで解明したからです。

日本にも、野菜や果物の摂取、そしてその品質がこれまで以上に見直される機会が訪れているのかもしれません。

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