世界では様々なオーガニック活動が展開されています。ここでは欧米の例を挙げてご紹介します。
脱・農薬をめざす
オーガニック先進国とよばれているヨーロッパ各国では、農薬を禁止すると宣言した国もあり、「脱・農薬」の動きが広がっています。
例えば、日本のホームセンターなどで売られているラウンドアップ(除草剤)は、2018年にカリフォルニア州で有効成分内に発がん性物質が含まれていることが認められています。それにもかかわらず、日本では禁止がされていないのが実情です。ヨーロッパを中心に、世界では規制が強化され始めており、すでに禁止になっている国や3年以内に禁止することを決めている国など、規制の動きが進んでいます。脱・農薬という観点でも、日本は遅れているといえます。
フランスの場合
フランス政府は食料の半分を2022年までに有機農業で作ったもの、あるいは地産地消になるものにする方針を決めています。有機農業だけでなく、慣行農業においても農薬の使用を減らす示唆s句に精力的に取り組んでいます。
ドイツの場合
ドイツ政府は2030年までに有機農場の割合を20%に増やそうと画策しています。
それぞれの国の方針などは違うにせよ、食への安全性を求める声は世界中で増えてきています。今後も世界の動きに注目するのはもちろん、自分から情報をとりにいくことも大切になってきます。
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