現在、世界におけるオーガニック市場は年々増加しています。世界のオーガニック市場と日本についてみていきましょう。
世界と日本のオーガニック市場
世界におけるオーガニック市場は年々増加してきています。欧米を中心に、オーガニック専門店が多く存在し、スーパーでもオーガニック野菜が多く並ぶなど、オーガニック食品を積極的に選ぶ人が増えてきています。遺伝子組み換えや農薬・除草剤の健康被害や環境問題への意識が高まっていることも、市場拡大の後押しといえます。
上図は「世界の有機食品市場の世界トップ10と日本」です。残念ながら、日本のオーガニック市場は、人口が1/12のスウェーデンと比べても同等の市場規模で、まだまだ遅れています。国民1人ひとりのオーガニックへの認知が少ないのはもちろん、まだまだオーガニックは「特別なもの」「高価なもの」と考えている人が多く、市場規模が伸び悩んでいるのが現状です。